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ホコ天パンクロック - その1 20031111掲載

 今回は、個人的なことを書きます。

10年ほど前、モノスキーをしていました。1本の板に乗るスキーのことです。当時は、スノーボードと同様、メジャーなスキー場では禁止されていました。モノスキーヤーは少なかったので、だんだん板を製造するメーカーも少なくなりました。そこで、モノスキーヤーを増やして、板のプランニングをしようと、仲間内が集まりました。モノスキーの下手なぼくは、ビデオの撮影・編集をすることになりました。このビデオは、Poppy Snow というタイトルで編集されました。以下の YouTube でご覧ください。

Mono-Skier: ichico, Photo by Kunio

 バックミュージックに、原宿ホコ天(歩行者天国)のバンドの協力を得ました。1995年末にホコ天が廃止されるまでは、代々木公園に沿った道に、日曜日となるとロックバンドが並んでいました。ビデオの制作が終わった後も、よくバンドを聴きにでかけました。荒削りな音の魅力がありました。かって、ランボーやロートレアモンが夢見た新しいメディアのひとつの答えをそこに見たかったのかも知れません。終りに近づいた1994年頃にホコ天に登場して、パール・ジャムのボーカル、エディに注目されたバンドがありました。Tokyo Straight Band です。ホコ天廃止後もライブ活動を続けていました。先日、リーダーのボーカル、Ranta さんと、ピアニストの深町さんのライブ(アートカフェ)で会って、ホコ天のビデオを発信したいと話したばかりでした。11月11日のライブは、珍しく予告も無く、メールもありませんでした。ホームページを見ると、ラストライブと書かれていました。ぼくは今、お疲れさまという言葉しか思い浮かびません。 

Tokyo Straight Band のホコ天とライブのビデオです。
「ロックンローラーにあこがれて」(約3分、撮影は1994年、1995年、録音は1994年のホコ天ライブのビデオ、撮影・編集:Kunio)
こちらをクリックしてご覧ください。(Ranta さんのご要望により、後に削除いたしました。ご了承ください。)

Parolemerde 2001
2003年11月11日

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