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Blog - 生活的

奇形野菜 20150606掲載

 まずは、ぼく自身の断り書きを書いておこう。
 ぼくは高校までは漠然と理科系に進むと思っていた。学科も理科系が好きで、文科系は嫌いだった。ぼくが二十歳になった頃、植物生態学者の亡父と夕食を食べながら毎晩のように論争をしていた。それは喧嘩ごしというものではなく、意見をそれぞれに述べ合う遊びに近いものだった。ただし、ぼくが「そういう事は絶対に無い」と言ったとき、それがどんな話題であったかは忘れてしまったが、「証明できないことを絶対と断定するな」と、珍しく叱責された。今では、ぼくが父から受けた最後のアドバイスだったように思い出す。

 フクシマと放射能被曝による健康障害についてはさまざまな事が語られてきた。その中には、信頼できる実証的かつ臨床的データもあるにはあるが、巷に氾濫しているかなりの部分は受け売りや憶測だと思う。以下は、ぼくの個人的に体験したことの記述である。ただし、日常生活の中で疑問に思ったことなので、正確な記録は残していない。実験的・実証的な検証でも無いことを予め断っておく。ぼくが見た現象が放射能汚染によるもの ― 特に考えられる放射能汚染された堆肥等によるものという確証はない。もちろん、野菜の放射線量の測定もしていない。さらに言えば、放射性汚染された野菜の摂取量と被曝症状の関係も分からない。ぼくと市子はこれらの野菜を食べたが、その野菜が原因であると診断できる「明らかな健康被害」は出ていない。しかし、放射線被曝による野菜奇形の可能性を考えることはできる。野菜の被曝と被曝した野菜の人体への影響に関するすべての断定を避けても、その野菜を避けるか避けないかは消費者各人の判断によるだろう。

 今から2年程前に、西日本新聞の記事に、糸島に福島の堆肥を導入することが書かれていた。農業が重要な産業である糸島市は福岡の中でも高齢化が進んでいるので、活性化のために福島の堆肥を導入するという要旨だった。その新聞を読んだのは、歯医者の待合いだった。市子は念のために記載されていた堆肥を導入する農家の名前をメモした。というのは、ぼくたちはJA糸島のショップである伊都菜彩と、近隣のスーパーで糸島産の野菜をよく買っていたからである。
 なお、追記として、最近、福岡市西区の巨大イチゴがギネスに認定されたという記事をインターネットで目にした。この記事にも放射能汚染の堆肥等の影響の疑いが記されている。
ぼくは被曝の可能性を広げる事自体を避けるべきだと思っている。現実に起ったことを隠すことは、目を見えなくすることに繋がると思い、現象のみを語りたい。

ダイコン
2月23日 伊都菜彩にて購入

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根から幾つもに小さな根が分かれているダイコン
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ニンジン
4月12日 ルミエール今宿店にて購入(糸島産の記載)

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根の部分が二つに分かれたニンジン
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上部(下側が見えている)
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上部・上
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上部・下
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上部断面(下側が上になっている)
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成長の初期段階で胚の下部がふたつに分かれたと思われるが、
専門的な知見は無いので原因と段階は不明である。

4月23日 伊都菜彩にて購入

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上は根の部分が二つに分かれたもの
下は葉柄の部分が二つに分かれたもの
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葉柄の部分の拡大
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葉柄の部分が二つに分かれたニンジンの断面
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上の拡大
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根の部分が二つに分かれたニンジンの断面
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上の拡大
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成長の初期段階で胚の下部と上部がそれぞれ二つに分かれたと思われるが、
専門的な知見は無いので原因と段階は不明である。

その他、気になった事象

1. 昨年、春頃から伊都菜彩で購入した野菜類が、それまでよりも早く傷む(腐る)ようになった。特にセロリ、ナス、ニラ等に見られた。保管場所と気候の関係も考えられたので、夏からは、いったん火を通してから冷蔵保存した。

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7月25日に伊都菜彩で購入したセロリ、撮影は27日午前8時
葉柄の一部が腐っている。
この時のキッチンの温度は約30℃だった。
野菜は少し涼しい玄関に置いたが温度は測定していない。
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9月5日に伊都菜彩で購入したピーマン、撮影は7日の午後1時半
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ピーマンの断面
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2. 自家製ピクルスに、半透明の白いネバネバしたものが出るようになった。しばらくするとビンの漬け酢上面に白っぽい薄いゼリー状に固まった。腐敗等はないのでそれを捨ててから、ピクルスは食べた。特に、小キュウリに目立ち、ニンジン、カリフラワーなどにも見られた。

3. ピクルス用に使った主に糸島産の小さなニンジンも、昨年からいわゆるニンジンのオレンジ色が薄く白っぽいものが増えた。

 以上の3点が、主に昨年後半からの野菜に見られた現象で、原因は不明である。

by Parolemerde2001

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